『Elixir/Phoenix初級③: フォーム構造体とチェンジセット』(OIAX BOOKS)本日発売開始

拙著『Elixir/Phoenix初級③: フォーム構造体とチェンジセット』(OIAX BOOKS)が本日発売になりました。価格は税込み1,944円。206ページです。

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残念ながら全国の書店には並ばないので、AmazonかOIAX BOOKSのウェブストアからお買い求めください。Kindle版もあります(税込み1,080円)。

前巻(『Elixir/Phoenix初級②)の出版からちょうど1年経過しました。もともとの計画では2017年夏には出そうと思っていたのですが、ソフトウェア開発の仕事が忙しくなってしまって、なかなか執筆時間を確保できませんでした。

前巻まではElixir 1.3とPhoenix 1.2を採用していたのですが、本巻の内容はElixir 1.6とPhoenix 1.3に基づきます。Phoenix 1.3になって、Webアプリケーションのディレクトリ構造と用語法が大きく変わりました。概要を知りたい方は、@shufo 氏のPhoenix 1.3のディレクトリ構造とContext - Qiitaを参照してください。

Phoenixの「チェンジセット」はとても面白い概念です。本巻ではそれほど深いところまでは解説できていないのですが、チェンジセットを使って実際にプログラムを書いてみれば、関数型言語でWebアプリケーションを開発する楽しさの一端が見えてくると思います。

著述スタイルは、前巻を踏襲しています。具体的なWebアプリケーション例として簡易予定表管理システムNanoPlannerを作りつつ、必要に応じてElixirの文法や各種関数の説明を加えていく、というスタイルです。初心者でも迷わないように、コマンドの実行やソースコードの変更については、できるかぎり省略せずに記述しています。プログラミング経験の長い方には、少し冗長に見えるかもしれません。


さて、本書は今月の22日に開かれる技術書典4に出品されます。私の会社(株式会社オイアクス)も参加を申し込んでいたのですが、残念ながら落選してしまいました。そこで、知人のブースを間借りさせていただくことにしました。「き09」の「神Excel(カミエクセル)」です。少し割引があるので、よろしくお願いいたします。