2018-01-01から1年間の記事一覧

Elixir/Phoenix: Distillery を利用した tarball 作成と配備

『Elixir/Phoenix 初級④: バリデーション』のサンプルアプリ NanoPlanner を本番環境(Ubuntu 18.04 Server LTS)にセットアップして、公開する手順を紹介します。 デプロイメントツールとしてDistilleryを使用します。 前提条件 Ubuntu 18.04 Server LTS ku…

GCP/Ubuntu: Cloud SQL Proxy のセットアップ(追記あり)

先々月にGCP: 自動スケーリング時における Google Cloud SQL ホワイトリストの管理という記事を書きました。その続きです。 GCPのVMインスタンスからCloud SQLインスタンスへ接続するのにCloud SQL Proxyを使えばうまく行くんじゃないか、という考察で終わっ…

GCP: 自動スケーリング時における Google Cloud SQL ホワイトリストの管理

次のような条件でRuby on Railsアプリケーションを運用することにした。 プラットフォームは Google Cloud Platform (GCP)。 負荷状況により自動スケーリング(auto scaling)を行うためマネージドインスタンスグループを利用。 データベースは Google Cloud…

『Elixir/Phoenix初級③: フォーム構造体とチェンジセット』(OIAX BOOKS)本日発売開始

拙著『Elixir/Phoenix初級③: フォーム構造体とチェンジセット』(OIAX BOOKS)が本日発売になりました。価格は税込み1,944円。206ページです。 残念ながら全国の書店には並ばないので、AmazonかOIAX BOOKSのウェブストアからお買い求めください。Kindle版も…

Windows Subsystem for Linux は Rails 入門環境には(多分)向かない【追記あり】

私は、Ruby on Rails の入門書の著者あるいは初心者向け講習会の講師として、Microsoft Windows というプラットフォームの取り扱いに悩まされてきました。 プログラミング入門者・初心者の間では Windows が主流ですが、プロの Rails エンジニアの多くは mac…

macOS/Homebrewで複数バージョンのPostgreSQLを共存させる方法(2018年版)

複数の PostgreSQL クラスタ(インスタンス)を起動するで書いたように Ubuntu 環境では、普通に apt-get でインストールするだけで複数バージョンのPostgresqlを共存させる状況が整います。 しかし、macOS/Homebrew 環境ではちょっとした準備作業が必要とな…

PostgreSQL: template1 のエンコーディングを UTF-8 に変更する

PostgreSQL におけるデータベース作成とは、既存のデータベースの複製を作ることです。デフォルトでは template1 という名前のデータベースが複製元となります。 さて、PostgreSQLのインストール直後に template1 のエンコーディングが SQL_ASCII になってい…

Ubuntu: lsyncd によるディレクトリのリアルタイム同期(追記あり)

目標 Ubuntu 16.04 Server がインストールされた 2 台のサーバー host1 と host2 がある。 host1 と host2 の間で /home/foo/share ディレクトリの内容を常に同期する。 一般ユーザー(root 以外のユーザー)で rsync コマンドを実行する。 準備作業 RSA鍵ペ…